【炊き出しの珈琲豆紹介/SUN SHINE ESPRESSO】

【炊き出しの珈琲豆紹介②】

本日より、炊き出しの珈琲のラインナップ変わります◎
今回、全国の珈琲屋さんより珈琲豆のご支援いただいております。

埼玉のキッチンカー仲間・CafeFlatさんのご紹介により、浅草の SUNSHINE STATE ESPRESSOさんの心の込もった焙煎豆を使用させていただきます。お忙しい中、素敵なメッセージとともに、最速発送でご対応いただきました。感謝
SUNSHINE STATE ESPRESSOさん、ありがとうございました。

今回は、キッチンカーでの炊き出しよりは、原付の後ろに積んだクーラーBOXにアイス珈琲仕込み、現場調査で走りながらお家にお配りするスタイルが主となっております。

<メッセージより転載>
東日本大震災時には、被災地に住んでおり、大変苦労しました。私たちの店はその後から福島の支援活動を続けております。
3年前の関東東北豪雨の時に実家が床上浸水となり、沢山の方の支援がありました。いつ何が起こるかわからない。お互いに少しでも協力して、復興が早く進む事を祈っております。

SUN SHINE ESPRESSO
杉内夫妻より 愛を込めて

《サンシャインステイトエスプレッソは...》
手作業で作られた生豆を扱い、自分自身で精密に焙煎しハンドピックを施し、エスプレッソカフェとコーヒー豆を店頭で販売し、そして卸売りを行う、人の手から手へとつながるハンドクラフトコーヒーの製造販売店
http://sunshinestateespresso.com/

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ゆく人くる人

【ゆく人、くる人。】

・少しずつ帰って行く長期組。
3週間に渡って支援活動してくれた拓人も本日最終日。サテライトのマッチングに家主さんとボランティアのマッチング。地図把握や人員配置の対応力高しで、3週間にわたり、真備を応援してくれました。そんな拓人の置き土産、コインシャワーの前で、バイクで日本一周中の活きのいい大学生若者に出会いました。デニムを買いに行く予定だったみたいですが、明日ボランティアに参加してくれます。倉敷を真備を、旅してってください。

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・今となっては第二の故郷。
年間のほとんどを過ごしている埼玉より、ミュージシャン・宮 武弘くんがやってきてくれた。ウクレレ持ってやってきてくれた。

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ゆっこちゃんがやってきてくれた。酵素持ってやってきてくれた。

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それぞれの個性で元気持ってきてくれる埼玉の仲間達。疲れた体にゃ、生音も酵素も沁みるのであります

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・DRT-JAPAN 黒澤さんに繋いでいただいた重機の浅野さん。地元がまあまあの近所。僕は重機乗れないので重機に関してはわからないことだらけ、色々と教えていただいて勉強になります!頼りになる兄貴。
最近ようやく巡回しはじめた行政の手の至らない、私有地内の地域のゴミ集積場を、重機で救っていただいてます。感謝

医療班あいちゃんのニーズ調査

心強い仲間。

 

一般ボランティアからのスカウト、そして仕事辞めて戻ってきた。

 

倉敷真備、チーム旅商人の医療班・あいちゃんの投稿シェア。

 

看護師のあいちゃんには、社協さん受付の看護ボランティアさんが来るまでのサテライト常駐看護師として活動してもらう合間に、各家庭を回ってもらってます。

『ねえねえ、ニーズ調査って、身体の状態とか薬のこととかも聞いて回ってええんかな?』と提案。

むしろ、あいちゃんにはそれメインで回ってもらってます。

家屋の復旧状況だけではない『ニーズ調査』。

心強いです。

<お礼>
あいちゃんの元職場の方々などから血圧計、体温計、サチュレーションモニター、聴診器、、など、チーム旅商人に寄付いただきました。バイタルセットと言うらしい。というぐらい医療に無知な自分には本当、心強いです。

バイタルセット寄付いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

あいちゃんの投稿より

 

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【お礼と医療班の活動報告】
TEAM旅商人★医療班のバイタルセットが充実してきました!!
地元岡山の看護師さんが少しずつ活動に参加してくださるようになって、医療班は只今看護師、薬剤師あわせて、総勢7名になりました。
みなさん本当にありがとうございます!!

サテライトで傷病対応してくれる看護師さんがいるおかげで、現地調査や現場での活動などに参加できる時間が増えています。
昨日は現地調査、今日は初床下潜りをさせていただきました!!

医療班のメンバーは私以外地元岡山の方達と、香川からも1人来ていただける予定です。
長い目で復興支援に携わっていってくださいそうな、想いの熱い本当に素敵な方達ばかりです…

最近、被災から3週間を経て、仮設住宅への入居が決まったり、家の片付けがひと段落したり、少しずつ状況が変化して行く中で、張り詰めていた緊張の糸が緩んでしまう瞬間がきているのか、体調を崩される地元の方が増えています…また、ふとした瞬間にこれまでのことを思い出し、想いが溢れて涙されながら話される方も…
また、被災後自分の身体にまで気が向かず、気づいたら大切なお薬をずっと飲んでいなかった…通っていた病院も被災しどこへ行けばいいか分からない…という方も大勢いらっしゃいます。新しい病院を受診するにもお薬手帳が流されてしまった方も…
地元の病院も、プレハブの診療所で診察を行い、医療物品やお薬も揃ってない中での診療です…

現地調査にいったり、現場に入りながら、地元の方のお話しを聞き、社協さんや病院と連携をとりながら、地域の方の健康維持も含めて関わっていけるように活動に取り組んでいきたいと思います。
また、みなさんの精神的な部分へのケアも含めて関わっていけるようにしていきたいと思っています。

引き続き、医療班のボランティア募集しています。
看護師だけでなく、リハビリ系の医療従事者の方、疲れたみなさんへ、マッサージを行ったりするニーズが増えて来ると思います。高齢の方も多いので、皆さん何かしら基礎疾患を持たれた方が多いので、医療知識がある上でリハビリ系が行える人に来ていただきたいです。また、臨床心理など、心のケアができる方なども需要が増えて来ると思います。

参加したいという方はぜひ下記までご連絡ください。

mail. puka2cororin@gmail.com
tell. ‭080 1986 6902‬

電話は出られないことも多いので、まずはe-mailかFacebookのメッセージで連絡頂けると嬉しいです。

 

ボランティアチーム援人

ボランティアチーム援人

今週半ばより、災害ボランティアセンター有井サテライトのある下有井公民館周辺約400世帯の他、病院にある園・川辺の本サテライトのニーズ調査&マッチングのお手伝いを。対応エリアが少し広がり。

 

 

小田川決壊地点周辺にありながら、ボランティア派遣の遅れてしまったあるお宅。

様々な事情から、ボランティアにネガティブなイメージをお持ちでした。

 

最初に伺った時から、『援人』さんにお願いしようと決めていました。

 

『ボランティアチーム援人』

 

毎週末、東京から来られ、倉敷真備地区にて活動していただいております。

 

家財運搬、土砂出し、穴埋め、ブロック塀の修正など。。

 

多岐に渡る作業内容の難易度ももちろんですが、なにより、途方にくれるというより諦めかけている住民さんを、援人さんのパワーで、元気になって欲しかった。

 

朝顔つなぎさせていただいたのち、少し作業風景を見させていただいて別現場を周り、夕方、見させていただいた想像以上の進捗状況に、正直、ちょっとビビりました。
お母さんは震えておられました。
辛口な息子さんもにこやかに笑ってました。

 

 

"人間重機隊"とも称されるパワフルな作業スタイルのイメージが強い援人さんですが、その後の現場確認と家主さんのお話から、緻密なチームワークと、住民さんに寄り添った活動風景が見えてきました。

明日の0.5日もまた、宜しくお願いいたします!

ボランティアの背中は、住民さんを元気にします。

※先週の壁剥がしの作業風景も、この場でご紹介させていただきます。

 

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災害NPOチーム旅商人/倉敷ローカル
活動人数
18人
有井サテライト一般ボランティアさん活動人数
90人

<連携団体>
倉敷市社会福祉協議会
DRT-JAPAN
災害NGO
風組関東
ボランティアチーム援人
Team桃太郎
seeds of hope
倉敷ローカル

選択肢を残すということ

【選択肢を残すということ】

倉敷市真備町有井地区。
今日は社協ボラセンは、お休み。
僕らは、NPO旅商人連携21名7現場で活動しました。
3tダンプ、2tダンプ、軽トラ2台を使用した畳・家財などの災害ごみ搬出、小屋の撤去。

そしてお昼からは、片付け・復旧が大幅に遅れているお宅で活動。

家屋内には、基礎周りを中心に土砂。

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屋外敷地内には、家屋から出された大っっ量の災害ごみ。

電話でご主人に現状確認を取ったところ、
平日は仕事が忙しくて来られず、日曜のみ家の片付けをされてるとのこと。

電話で、今後の進め方を相談。

ご主人曰く『もう、2階まで浸かってるし全壊だし、おそらく解体すると思います』と。

解体するにしても、色んな思いが積まった家の最後。
当然、ある程度綺麗な状態にしてお別れしたい。
家の最後のお化粧。映画のおくりびと、的な感覚。
それに向け、床上の土砂と災害ごみ搬出の依頼。

このボランティア不足、解体が決定している家は派遣優先度はどうしても低くなるけれど、それも様々な状況次第で変わる。

『でもここ、まだ住めそうだよなあ』と思って現調していると、連日きていただいている大工のボランティア猪原さんが偶然合流。

『ちゃんと処置をすれば、住めるようになりますよ』と一言。

そこで、先日の講習会の際、再生建築 北山のキタさんが声を大にして仰られていた
『ほとんどの家は、ちゃんと処置をしてあげれば、住めるようになります!』
の声が蘇る。

大工・猪原さんに色々教えてもらいながら現調。
めっちゃ勉強になります。

今回の水害、全壊=解体というある種の洗脳というか
もう住めんわ〜立て壊す、という家が本当に多い。

もちろん最後に決めるのはご本人達。
だけど『手をかければ住めるようになる』ことを知らずに解体するのと、知っててそれでも色々な事情で解体するのとでは、全く違う。

そこで、お昼からの作業はあくまで、依頼された『解体に向けての掃除』を行った上で、『もしかして住めるのかも』って希望を見出してもらう、そこまで持っていけたら最高だと思った。

昼からの作業。炊き出しを中心に支援を続けているラコスバーガーの"ラッコさん"のご紹介で毎週来てくれているfrom香川のチーム『ジャミ』さん合流。頼りになる屈強な兄貴達。
そして他現場を終えた旅商人チーム@真備の仲間達が次々と合流。

普段、サテライトでマッチングを担当しているメンバーも、社協ボランティアさんのマッチングがない今日ならがっつり現場に入れる。
僕も現場の作業をあまり知らない状態でミニサテライトの運営をしていた過去があり、反面教師、現場経験がマッチングにも生きてくる。

最後は怒涛のほぼ全員投入、更には災害NGO結として活動するおーちゃんも合流し、凄まじい熱量に。
そんな中で繊細に書道の施されたナニカを復旧する佐賀から来たモエコ。実は学生時代に東日本大震災で遺品整理のボランティアの経験があるよう。激しい作業の中で、今日はお顔見えない家主さんのことを考えた繊細な作業が引き立ってました。ありがとう。

結局、大量にあった畳や家財などの災害ゴミは、8割方搬出。家屋内の土砂も綺麗に。

活動終了後、ご主人にお電話で今日の流れと、今後のことをご相談。

『ありがとうございます。実は忙しくてゆっくり考える時間がなく、もう半ばなげやりに解体にしようと思っていたところだったんです』
『ここに住めるなんて思ってもみなかったので、前向きに、色々と相談してみます』とのこと。

最終的にどうなるかはわからない。
もちろんご本人が決めること。
正直、解体する可能性が高いと思います。

だけど今日の皆んなの頑張りは、
『解体する家』を
『住むかもしれない家』に
変えたことは間違いない。

『住民さんに、なるべく多くの選択肢を与えて欲しい。』

先日の講習会で仰ったDRT JAPAN 黒沢さんの言葉の意味を、現場で改めて考えさせられた1日でした。

 

 

 

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川沿いゴミ回収作戦。トラック持参のボランティアさん募集中です。

決壊した末政川沿いには一段下がり、
『災害ゴミはお家の前で通行の妨げにならない所に置いておけば順番に回収に周ります。』という行政に回収されにくい場所にあり、不安なお宅が数件あり、大物搬出に2tダンプが必要。

しかし、その入り口にはゴミのやま。

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実は逆に一般ゴミの回収は後回しなので、川沿いの入り口のゴミステーションが大変なことになっており異臭と通行の妨げになっていました。7月いっぱいは厳しいとの市の回答。

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そこで、発災直後から、救出や復旧活動に走り回っていた地元の友人・龍くんチーム(1t、軽トラ)と連携し、入り口クリーン作戦敢行。

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1日で確保された2tダンプの搬入道に、今日は、

「自分ち、もう綺麗にしてもらったけぇ」
と、被災された地元の方が、ボランティアとしてサテライトに。トラックの運転手ということで、2tダンプお願いし、活躍していただきます。道もめっちゃ詳しいし。

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以上のように、災害ゴミの回収に困っておられるお宅が沢山あります。
ゴミの回収に使ってもいい軽トラや2t持参で来られるボランティアさんは、ご連絡ください!

珈琲の炊き出し『いっぷく』ニーズ

現地入り前に投稿し、全国各所たくさんの方からご協力の申し出いただいた珈琲豆のご支援。

ようやく、珈琲を淹れることができました。
もちろん現場が落ち着いたわけでは全くなく、
仲間達のおかげで。

この方にも、この方にも、と思う日々。
現場は怒涛のような日々で、珈琲を淹れる時間は全くありませんでしたが、

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茨城、栃木、佐賀、千葉、インド、日本中から集まった仲間達にサテライトを任せ、ようやく、珈琲を配りにいけました。

 

個人的にまず一番に飲んで欲しかった民生委員さん
自分のお宅も本当に大変な中、果てしなくなり続ける地域のニーズをサテライトに届けていただき、ご負担かけてしまいました。

『美味しい、美味しい。やっぱり水とお茶とOS-1だけじゃ物足りんわな〜』

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珈琲片手に、有井の様々なことをお話しいただけました。

いっぷく。

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発災から2週間
お家の片付けも進むにつれ、泥や災害ゴミではなく、露わになった自分の家と向き合いはじめ、張っていた気もゆるみ、疲れがどっと出はじめる時期。

役所や次の住処の手続き、休みなく迫ってくる現実の中で、
少しずつ、少しずつ日常を取り戻すお手伝い。

珈琲って、なんかちょうどいいんだなといつも思う。

各所、『いっぷく』のニーズが発生しています。
ハンドマッサージや整体、癒しを提供できるボランティアさん大募集ですよ。

◎special thanks◎
千葉のキッチンカー仲間『 モバイルカフェ 福笑屋(ふくみや))』さん&『 Small Axe ハンバーガー』さん◎
私達はいけないけれど何か西日本の力になりたい!と今回、自家焙煎の珈琲豆をご支援いただきました。感謝

 

社協さんも

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ボランティアも、

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なんならガードマンも工事業者さんも。

いっぷくしながら、少しずつ、少しずつ、復興していきましょう。

※撮影には許可をいただいております。