昨晩、東峰村小石原地区に入りました。【チーム旅商人・九州水害支援活動報告】
旅商日記はしばらくの間、災害臨時NPOチーム旅商人の活動報告多めのブログとなります。
昨日7/11の夕暮れ前に福岡に入りました。
今回の被災地を大きく分けると、福岡県朝倉市、福岡県東峰村、大分県日田市。
既に現地に入っている災害支援の先輩達に連絡しながら、自分がどこに行くべきかを色々と考えながら走りました。
まず報道でも多くされている朝倉市ボラセンへ向かいました。
NPOも社協さんも沢山入っている地区、と事前に聞いていたとおり、
既に活動終了後の18時頃でボランティアさんは撤収後だったのですが、
社協さん50人ほどの大所帯でミーティング中でした。
どんな感じかなあ、と思って遠くから見ていると、
あ、高山さんだ!米沢さんもいる!
と、常総水害の時にもお世話になった支援P(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議)のお2人がいたので、色々と朝倉市の状況を聞きました。
(▪︎支援P▪︎)
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議 - 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議
まだボラセン立ち上げ直後で、当然ながらまだまだ改善点を口にされていましたが、
NPOなどのボランティアが運営やコーディネートにがっつり関わっているという感じではなく、昨年の熊本地震、5年前の台風被害をはじめ、水害の多い九州で揉まれた社協さん達でしっかり運営していく方針のようでした。
そして、炊き出しに関しても細かくて厳しいルールがあり、コーヒーを配りながら活動をするタイプの自分は少し動きにくいかなあ、という印象を残して、朝倉市から東峰村へ走りました。
岩手水害の時同様、通行止め箇所が多く、ちょっとだけ遠回りしました。
岩手水害の時に宮古市で好評だったyahoo!ナビ、通行止め情報の更新早くて信頼感◎です
東峰村(とうほうむら)・小石原地区 へ。
東峰村へは災害支援の大先輩、【ひーさん】に連絡しながら走りました。
福岡県で最も高い高齢化率40.9%(全国平均20.2%)を記録、旧・小石原村と旧・宝珠山村の合併でできた東峰村はお年寄りがたくさん。
そして土砂崩れ、道路寸断の影響で孤立状態が相次ぎ、未だボランティアセンターもできていない状態です。
そんな遅れの出た地域で活動をはじめた【ひーさん】は、日本全国の災害現場の最前線で活躍する災害NPO【OPEN JAPAN】の緊急支援隊長。
(左・ひーさん)
表に出ることは少ないけれど、確実に日本の災害現場のキーパーソン。
そして何を隠そう、チーム旅商人の相棒【拓】を、東日本大震災後の石巻の路上で声をかけ、災害支援の世界に引き入れた人物もあります。
ひーさんのすごさは、なかなかしっかり時間をかけて文章にしないと伝わらないのでまたタイミングあれば書きたいと思いますが、
僕個人としても常総市水害、岩手岩泉水害でも共に活動させていただき、多くのことを学びました。
1年ぶりの再会で色々話していると、
『あれ良さそうだよね、あ〜れは頑張ったほうがいいよね』
と、僕らがやってる路地裏Garageの事業のことを褒めてくれました。
流石ひーさん、僕らがマーケットを続ける目的や想いを、汲んでくれているようでした。
そして翌7/12(日)の朝、ひーさんとミーティング。
情報収集も兼ねて、色々な方面に連絡しましたが、
ひーさんとミーティング終える頃には、共に東峰村で活動しようと心ではほぼ決めていました。
すみません電波も少なく、久しぶりに昼寝せずに1日動いて眠いので、明日に備えて今日はもう寝るとします。
普段、いかになまけてるかが良くわかりますね。
なかなかぶっきらぼうに急いで文章に起こしている感があります。ご容赦ください。
とにもかくにも、 OPEN JAPAN さんとの連携の元、東峰村小石原地区で活動しています。
SNSでも発信してます。更新頻度順に、
インスタグラム
また、臨時災害NPOチーム旅商人の災害支援活動資金にご支援のご連絡いただいた方に、全くお礼が返せていません。皆さんの応援、届いてます。必ず機を見て返信させていただきたいと思います。
そしてしばらく先かなとイメージしていたコーヒーの炊き出しですが、当初のイメージとはやはり違った形になりそうですが、早々に珈琲でいっぷく、のニーズを感じています。皆さん、疲労の色濃いです。とにかく少しでも元気になってもらえるように、状況に応じて引き続き東峰村にて活動します。