さいたま路地裏Garageサテライトに到着。

【10/16 さいたま路地裏Garageサテライトに到着】
【旅商人合流】
【災害NPO旅商人】

ほぼノンストップで走れて、夕方にはさいたまに到着しました。

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今日はニーズ整理など体制作りのため受け入れは抑え気味だったチーム旅商人のミーティング、

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区役所、中央区ボラセンなどにご挨拶と現状確認に行き、夜は拓とミーティング、事務作業、

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サテライト代替候補地探し(路地裏の通常業務との兼ね合い等、選択肢の一つとして)などなどでようやく1日終了。

旅商人、東日本拠点。
平成の大合併前は与野『市』だったさいたま市中央区
『区』と言っても人口、10万人。
そんなさいたま市中央区、鈴谷7丁目自治会の中に『路地裏Garage』はあります。

テレビなどで報道は少ないですが、さいたま市も今回の台風19号で被災しております。
中央区は氾濫したこうぬま川周辺、鈴谷6丁目を中心にいくつかの自治区で浸水被害。

相棒の拓中心に、鈴谷7丁目にある 路地裏 Garage Market敷地に、臨時サテライトを作りました。
いつもの路地裏ガレージがサテライトに。スタッフの職場の事務所からもらってきたでかいホワイトボード。
うわ〜そうそう、これも路地裏がボラセンになった時に使えるなーなんて言いながらもってきたな。と懐かしくなりました。
僕らが『路地裏』を始めたのが2014年。
翌2015年に初めて災害支援に関わった後、次のマーケット開催から、はっきりと路地裏の運営の中に『防災』を意識するようになりました。
『いつかさいたまで災害が起きた時に生かせるコミュニティ作り』
大袈裟でなく、さいたまで災害が起きたら路地裏は僕らの支援拠点になる。と。
仲間の拓や昇平とも、同じ想いを共有してきたように思います。もちろん大事なこと、楽しみながら、は大前提。
いつか、がこんなに早くやってくることは想定外でしたが。

『路地裏Garage』を簡単に説明すると、なんだかものすごく手前味噌で恐縮なのですが、こだわりの商いをする出店者さんが週替わり約12店舗出店、200回を超えた毎週日曜のマルシェ『路地裏GarageMarket』、市長選の候補者さんや党の壁を越えた議員さん、個人店やミュージシャン、地域のキーパーソンを招いて番組作りをしているインターネットラジオ局『radio与野』を中心に、水曜のワークショップday路地裏大学、シェアハウスや貸しスペースなどの人の繋がり。そして宣伝広告もDIY。他イベント出店や沿線駅周辺での移動販売(旅商人、焼き芋阿佐美や)でのface to faceでの宣伝から土台を作りました。
どのコンテンツも、クオリティはまだまだではありますがあれこれドラマありながら結果楽しく続けてこれて、人と人の濃く深いコミュニケーションの上でじわじわと続けてきた路地裏のコミュニティを生かし、いつか街のピンチに力になれればと。

(今はまだ、そんな話を掘る時期じゃないので余談)
全国にはゲストハウスや、ソーシャルカフェ、エコビレッジ、屋台村など、各地多種多様なスポットが存在します。今回のような広域災害が起こると人もものも、なにもかもが足らず間に合わず、支援団体や行政の体制が整うまでになんとか凌げる民間ボラセンが必要となることが増えるかもしれません。
地元の災害は、地元で。という理想は、本当に難しいことなのだと思います。
ただ、普段から地域活動(という言い方は堅苦しいけれど)をしているスポットが機能すれば、なんとかかんとか凌げるかもしれません。そしておそらく大きいのは、スポット(路地裏)の運営者に、がっつりの災害支援経験者(拓)がいること。

社協さんの福祉の延長戦上に、災害対応があるのなら、
地域活動の延長戦上に災害対応があってもいいのでは。

各スポットが街のピンチに戦える体制作り、アイデア求む。です
(余談、終わり)

さて、中央区(ボラセン、路地裏サテライト)の現状。
まだニーズの把握体制整備中。
つまり、現状、不透明であります。

確実に言えることは、まだまだまだまだ拾っていない潜在ニーズが数多くあります。

(詳細は拓の投稿を▶︎ 旅商人 拓)

ちなみに中央区ボラセンは、この全国的な広域災害、多くの被災地でボラセン運営の中核を担う応援社協さんやNPOなどの運営サポートは現状入らず、区社協職員4人の少数運営。
ニーズ自体は現在少なく、登録制ボランティア。
路地裏サテライトは、社協ボラセン対応外の床下案件などの技術案件を中心に対応。
連携体制、徐々にとれてきています。社協さん、慣れないボラセン運営、奮闘されております。

路地裏サテライトに関しては、拓がニーズ調査に回り、床下案件のニーズ調査班など、体制を構築することが最優先。
声をかけて話をする、困りごと聞いてあげることがまず一つ目の支援だと思います。
なにはともあれ被災された方の笑顔のための雰囲気づくり、みんなの力が必要です。
完全即席のチーム、ではなく気心しれたチームでいつもの場所、だからこその普通のサテライトとはまた違った難しさがあると感じました。皆んなも感じてるはず。
平時の仲間、だけどやはり今は緊急時。目まぐるしく起こり続ける選択の中で、ミスも沢山してまうと思います。
ありがとう。ごめんなさい。こんな時だからこそ大切にしていきましょう。
立ち上がってくれた仲間達のことを誇りに思います。

<<以下、旅商人拓の投稿引用>>

10/ 17(木)
[ボランティア希望人数]
8人
[支援状況]
継続 5
新規 2
完了 25

[内容]
排水ポンプを使って床下に溜まった水を出す。
スポンジ、タオル、バケツを使っての水出し。
畳 家財道具の運び出し
床清掃
各団体と復旧計画
床板剥がし
ニーズ収集

[支援地区]
さいたま市中央区鈴谷6
さいたま市中央区鈴谷2
さいたま市桜区新開1
さいたま市桜区桜田3(NEW)
===
ほしい物リスト
ブルーシート
養生シート[NEW]
ゴム手袋
N95タイプのマスク [いただきました]
レインコート(上下)
電池 単三
ヘッドライト
車両(ボランティア送迎用)
タオル バスタオル
オスバン[NEW]
噴霧器[NEW]
消毒用エタノール[NEW]
救急箱[いただきました]
スクレーパー[NEW]
ちりとり[NEW]
てみ[NEW]
バケツ[NEW]
排水ポンプ[NEW]

[大募集]
・炊き出し係
・携帯電話
・週3日以上動ける事務ボランティア
・専門的な知識を持ったボランティア
・車の運転手

【活動支援金のお願い】
我々は、助成金や活動にご賛同いただける方からの個人支援金で活動させていただいている任意団体のNPOです。
主な使用用途はとして珈琲炊き出し材料費や燃料費、資機材費などの諸経費・支援団体としての運営費がかかります。
今回も、活動支援金の募集をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。 【ご支援先】 ▶ゆうちょ銀行からお振込の場合
記号:10330
番号:81971151
サイガイエヌピーオータビショウニン ▶他金融機関からお振込の場合
ゆうちょ銀行
店名:〇三八(ゼロサンハチ)
店番:038
普通
口座番号:8197115
サイガイエヌピーオータビショウニン ※ご支援いただいた方、お手数ですが、メッセンジャーかtabisyonin.taku@gmail.com(旅商人拓)までご一報ください。
【災害NPO旅商人について】
東日本大震災(2011)より現地支援活動を行っていた旅商人拓に、東北・北関東豪雨(2015)より旅商人亮章が加わり、災害
臨時NPOとして発足。木造軽トラキャンピングキッチンカーで駆けつけ、災害VCやVCサテライトの運営サポート、現場コーディネート、コーヒーの炊き出し、現場作業等、他団体や社協と連携しながら現地ニーズに合わせた活動を心がける。また、マルシェやカフェ、シェアハウス、インターネットラジオ局の複合する本業、埼玉・『路地裏Garage』で生まれたコミュニティへの災害情報の発信など『災害』と『日常』をリンクさせる活動も。さいたま市に事務局、西日本豪雨災害で活動した倉敷市真備町に西日本支部
災害NPO旅商人 FBページ
https://www.facebook.com/災害NPO旅商人-112830046754725/